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15年の思いを乗せて――DIGIMON EXPO'25『デジモンクロスウォーズ』ステージ完全レポート

DIGIMON EXPO'25にて開催された「デジモンクロスウォーズ」15周年記念ステージには、主人公・工藤タイキ役の高山みなみさんをはじめ豪華キャストが登壇。放送開始から15年を経てもなお高い支持を得ている本作の節目を祝う場となり、会場は開始前から多くのファンの熱気に包まれるなど、その注目度の高さを示す内容となりました!
「よう!おまえら!」――シャウトモンとガムドラモンの声とともに、会場は待ち望んでいたファンの大きな拍手と歓声に包まれ、熱気に満ちた盛り上がりをみせました。そしてオープニング主題歌「ネバギバ!」が流れ、出演者が登場。豪華キャストの挨拶に応えるように、会場からは大きな拍手と歓声が響き渡り、待望の「デジモンクロスウォーズ」ステージが幕を開けました!
本レポートでは、出演者のトーク内容をお伝えします!
デジモンクロスウォーズステージ DIGIMON EXPO'25
2025年9月20日(土)
東京ドームシティプリズムホール 特設ステージ
【出演】
工藤タイキ役:高山みなみ
シャウトモン役:坂本千夏
明石タギル役:井上麻里奈
ガムドラモン役:渡辺久美子
陽ノ本アカリ・メルヴァモン役:白石涼子
蒼沼キリハ・メタルグレイモン・時計屋のおやじ・バリスタモン役:草尾毅
ドルルモン役:櫻井孝宏
天野ユウ役:沖佳苗
ダメモン役:菊池正美
トークテーマ:本編で一番印象に残っているシーン・セリフ①
高山みなみさん セレクト:
タイキの「ほっとけない」というセリフ
(VTR:第1話「タイキ、異世界へ行く!」よりタイキが「ほっとけない」と初めていうシーン)
高山さん:日常生活でそんなに「ほっとけない」って言葉を使うことってないと思うんですけど、この世界にはいったときに1話で1回は言ってた気がする。生涯で一番「ほっとけない」って言ったかもしれないですね。
坂本千夏さんセレクト:
シャウトモンの色々な決めセリフ
(VTR:第3話「強敵キリハ、現る!」よりシャウトモンの「ソウルクラッシャー」のシーン)
坂本さん:(シャウトモンは)真っ赤に燃えている熱いヤツじゃない?(技の)「ソウルクラッシャー」とか「ラウディロッカー」とかソウルミュージックも好きだし、好きなものが全部ギューッと詰まった感じで、口の悪いところとかも全部好きなの。
高山さん:ほんとピッタシでしたよ。
菊池さん:僕シャウトモンの好きなセリフがあってね。蜂みたいなデジモンが出てきたときに、可愛くお尻を振って踊ってるところを見て「こいつら可愛く踊ってるくせに俺たちの事、刺したんだぜ」ってぼそぼそっていうのがすごく好きなの。
坂本さん:そんなことあったね、みんないろんなこと覚えてるのね。
井上麻里奈さんセレクト:
第78話の過去シリーズのキャラクターたちが大集結するシーン
(VTR:第78話「伝説のヒーロー大集結!デジモンオールスター決戦!!」より大門大がヴェノムヴァンデモンを倒すシーン)
(観客:歓声と拍手)
司会:井上さんの印象に残ったシーンとして、第78話の英雄たちの大集結を選んでくださいました。
井上さんこのシーンだけじゃなくて、ここから先の流れ全部!全部!まさかあそこから流れるとは思ってなかったんですけど(笑)。でもよかった、やっぱり皆さまもあのシーンを特別に思ってくださっているのだなと実感できてうれしいです。いやあのシーンはそれはもう、たぎるでしょう。
司会:タギルだけに(笑)
井上さん:実際にタギル自身は会ったことがない方々ではあるんですけど、それでもやっぱり歴代のヒーローたちがまさに大集結っていうのが…!私自身は体験はしてないんですけど、それでもものすごい圧とオーラを感じるあのシーンは、デジモン作品の歴史の集大成みたいなものを感じてすごく熱いシーンでしたね。
渡辺久美子さんセレクト:
第55話「おれたち、デジモンハンター」よりガムドラモンの初登場シーン
(VTR:同上)
司会:渡辺さんアンケートの一言目にガムドラモン可愛いですよね(笑)と第一印象を語ってくださってました。
渡辺さん:はい、自分の役はもう絶対可愛いくて愛着あるんですが、一番初めに見せていただいたときに、あぁなんて可愛いんだろうっていうのを思ってて…!動きもそのまま可愛くて、でもちょっとやんちゃなんですよね。止められないところがタギルと同じ。なんかかわいい弟たちみたい感じなんだよね、それで、うるさいのよ、みんなで大きい声出して(笑)。
高山さん:ちょい待って、我々も十分うるさかったから(笑)。
井上さん:そうですよ先輩!言っときますけど先輩方にまけないように頑張ったんですよ我々!
白石涼子さんセレクト:
第11話「クロスハート、燃える!」より目を覚ましたタイキが「やっぱりこういう時はアカリじゃないとな~」言うシーン
(VTR:同上)
司会:なんかもうヒューヒューみたいな感じですけど(笑)、白石さんはアンケートにはタイキからかけられた言葉を複数書いてくださいましたが、アカリにとってタイキはやっぱり特別な存在ですよね。
白石さん:そうなんですよね、あの…酷いかもしれないですけど、アカリにとってみたらこれ上なく嬉しいなと。
高山さん:でもやっぱりタイキにとってもアカリは特別な存在ですからね。
司会:そうですよね、いいですね相思相愛感がね。
白石さん:タイキはそういう感じでアカリのことを必要としてくれていて、タイキにとって必要みたいなという言い方をしてくれたときもあれば、自分が必要ないなんて言うなと勇気をくれたりとかしていて、そういうタイキの言葉が結構印象に残っていますね。
渡辺さん:そういうとこよね、タイキ~(笑)。
菊池正美さんセレクト:
第49話「タイキの決断!最強のアポロモンを超えろ!」より ダメモンとユウの別れのシーン
(VTR:第49話「タイキの決断!最強のアポロモンを超えろ!」より ダメモンとユウの別れのシーン)
司会:菊池さん、ダメモンとユウのお別れのシーンを選ばれてますが、やっぱりここは外せませんね。
菊池さん:そうですね、ここはみんなも結構ジーンときたと思うんです。その後再会するときにユウが強くなければ会えないとダメモンは思っていたから、会った時に「君が強くなったからまた会えたんだよ」っていう風に言うんですよね。その二つはセットですごく印象に残っています。
アフレコで印象に残った出来事①
司会:まず高山さんですが、アフレコ中の思い出としてアンケートに「先輩方が敵役になることがほとんどで、毎回勝てそうにない気分でいた(笑)」と書かれていますけれども、高山さんからみても敵役に大ベテランの先輩が勢ぞろいということでしたか?
高山さん:そうですね、15年前なので、まぁまだ私も若かったし…。…笑って!もっと笑っていいところ!
(観客笑)
高山さん:あの、ほんとうに先輩たちとっても素敵な方たちが多かったんですけど、「おはようございます!」と言ったときに、うわっ、あっ、勝てない!敵、敵ですか?!みたいな、ということが結構ありました。で、あの敵か味方かわからない先輩とかね、兼ね役が沢山あったんだ、両方やってて、どうしていいかわからないこともありましたね(笑)
司会:では続いて坂本さんですが、「みんな馬鹿みたいに一生懸命で本当に最高だ」と感じていたそうですが、なんか青春みたいですね。現場も熱く燃えてた感じですか?
坂本さん:そうなんですよ、兼ね役も多かったじゃないですか、草尾さん。
草尾さん:はい!
坂本さん:だからすっごい一生懸命やってて。だから私も力が入りすぎて、カットを押しちゃったりして。ごめんねというと「あそこまで潔く押してくれるとあきらめもつく」とかって、言ってくれたりして、みんなもう一生懸命だった!ほんとうにみんな顔真っ赤!
司会:では井上さん、一番印象的だったのが高山さんの存在ということですが…!
井上さん:そうですね(笑)。
高山さん:おっ、なんだ?
司会:3期からの参加でやはりちょっと緊張されたりしました?
井上:はい、我々3期からということで、現場がすっかり出来上がって温まった状態からの突然のタギルの登場というのは、どういう風にこの現場にはいっていったらいいのかっていうのをすごく悩んでいて…!しかも高山さんが大先輩とおっしゃってますけど、我々からしたら、もう大大大先輩が勢ぞろいの現場で。そこに自分がど真ん中で入っていくっていうっていうプレッシャーだったり緊張感もすごくあったんですけど、やっぱり最初のアフレコの時にまずみなみさんが「ようこそ!」と迎え入れてくださって、席とかもどこに座ったらいいんだい?みたいな感じで。
司会:そこからですよね!
井上さん:そうです!皆さま椅子もどこ座られてますか?どこ空いてますか?みたいな。そしたらみなみさんが「ここ、ここ!ここ座りな!」みたいな感じで、横に座らせてくださって。その時自分もまだまだ新人で15年前ってことは、私自身また活動し始めて4,5年くらいのタイミングだったので、そのときに大先輩にそんなこと言っていただけて、且つみなみさんがほんとに中心となって、アフレコ現場全体を繋いでくださる役割をされていて。あっ!これがいわゆる声優業界 アフレコ現場における座長と言われる存在なんだというのを私はそこで学んで…!これが座長の在り方だと。それから私自身がこの先のいろんな現場である程度年を重ねて真ん中に立たせていただくときには、あの時のみなみさんに少しでも近づけたらいいなと思って、お手本にしてます。
高山さん:いい後輩が育ってる…ありがたい…(笑)。
井上さん:いやいや、みなみさんから学ばせていただきました!
高山さん:いやいや我々のほうこそ、3期から迎え入れる側として、どうしたら居心地がよくできるだろうとか、どうしたらこっち側の今まで積み重ねてきたものの圧力を与えないようにできるだろうか、でも居るだけで圧じゃん!そうならない様にしたいなというプレッシャーが実はあったんだよね~。
井上さん:ありがたいです!アフレコ初めて間もない当時、潘めぐみちゃんとかもいたりして、多分潘ちゃんとともに我々は本当に皆様に救われました、ありがとうございました。
高山さん:とんでもない、こちらこそありがとうございました。
司会:なんかいいですね、こういう時がないとあの時どう思ってたとかって、なかなか改めて伝え合う機会がないからいいですね。
井上さん:もっと早くイベントやってほしかった!
高山さん:ほんと!だって初めてなんだよ!
井上さん:ほんとですよ!なぜ15年もあけてるんだよ(笑)!
司会:すごいあたためちゃいましたね~。
高山さん:なんか15年ぶりにイベントやるってことは、(この後)何かなかったらいやだよね、なんかしてよね(笑)。
司会:渡辺さん、タギルくんとの掛け合い楽しかったとのことで…!
渡辺さん:そうですね。それに、どれだけ力持ってるんだよっていう人たちが、熱を出しながらやってる中に入るんですよ(笑)。
井上さん:そうですよ!
渡辺さん:タギルくんは相当大変だったと思います、本当にいい意味で!すごく一生懸命だった。あとガムちゃんとの掛け合いが突っ込み同士じゃん?
井上さん:はい!
渡辺さん:ボケじゃないのよね。
井上さん:そうです!
渡辺さん:二人とも突っ込んでるから…はぁ、もうコイツらはよ…みたいな。そういう感覚ですごく楽しくやらしていただいたというか…!彼女はすごく一生懸命で、それどころじゃなかったみたいですけど(笑)。
井上さん:いえいえ、もう、楽しかったです(笑)。
司会:いいですね、一心同体となった、みんな熱のあるパッションのある現場だったかと思います。そして、すごく仲がいいと草尾さんからいただいてます。終わった後にキャストの皆さんでどっか行く…羨ましいですね!
草尾さん:この作品の東映アニメーションプロデューサーの櫻田さんって方がいらっしゃるんですけど、櫻田さんと高山さん、僕はだいたい学生の頃に学校終わりにすぐ帰れないタイプ?(笑)で。毎週すごいテンションでやってるんで、ハイテンションになっちゃって、なかなかおうちに素直に帰れないぐらいな状況で。
司会:ちょっと温まっちゃってる感じ?
草尾さん:だからみんな「じゃあ、ちょっとお腹すいたからご飯食べ行こっか」と。で、ご飯食べて駅まで歩いて帰りますってなった時に、なんかここ歌えるお店とかあるけど、もう一軒行っちゃう?みたいな感じになって。
(会場笑)
草尾さん:あれだけ本編で、シャウトも、デジクロスも叫んでるのに、なんか朝まで歌っちゃったぞ、みたいな。
司会:そうですね、仲の良い現場ということですが、菊池さんそんな中でなんかすごく嬉しかった出来事が…?
菊池さん:井上さんとすごく似てるんですけど、やっぱり高山みなみさんなんだけど。第3シリーズに入ってから、僕はしばらく出てなかったんですよ。ユウだけが頑張ってて。で、久しぶりに行ったら、第一声が高山みなみさんから「おかえりなさい!」って言ってくれて。もう嬉しくて、ほんとに。
(会場拍手)
菊池さん:なんていうのかな、やっぱりホームグラウンドに帰ってきた!お母さんだ!っていうね。なんかもう、他の番組なんかでも、すごく人面倒見がやっぱり良くて。他の方のセリフまでちゃんとチェックして、出るタイミングとか。
高山さん:放っとけないんです…。
菊池さん:ああ、出た出た!本当にすごい人です、高山みなみという人は!
司会:本当にそうですね。ファンを代表して「ありがとうございます!」って言ってもいいですか、高山さん。
高山さん:とんでもございません…!
本編で一番印象に残っているシーンまたはセリフ②
沖佳苗さん セレクト:
第53話「迫りくる!人間界最後の日、D5‼」 ユウがタイキ達に助け出されるシーン・第54話「栄光のデジクロス、つかめ!おれたちの未来‼」ユウがタイキ達に励まされクロスローダーを受け取り決意を固めるシーン
(VTR:同上)
沖さん:当時私も新人で、本当に緊張していて。無事にアフレコを終えて生きてお家に帰りつくこと自体が、すごく大変だったのですが。第2シーズンの終わりの後、みなみさんと音響の長崎さんがご飯に連れてってくださって。本当に私のダメなところを聞いてくださったり、逆にもっとこうして良かったんだよ!とアドバイスをいただいたり、本当に支えになりました、ありがとうございました!
司会:みなみさんへの感謝を伝える会ですね。
高山さん:みんなちゃんと、大きくなってくれてるから。それが一番ありがたい。
司会:いいですね、感謝を伝え合う。それを経て今の沖さんがあるということですね。なんか仏のような笑顔で、みなみさんが見ていらっしゃいます。
高山さん:生きてますからね、私(笑)。
アフレコで印象に残った出来事②
司会:櫻井さん、草尾さんと岸尾さんの担当キャラクター数がとても多くて印象に残っているということだったのですが、いかがですか?
櫻井さん:はい、異常な数だったんですよ(笑)。
草尾さん:異常でしたね(笑)結果論ですけど、たまたま積み重なったらああなってしまったっていう。
櫻井さん:東映アニメ-ションさんの作品だと、キャラクターを兼ねるっていうことは私もあったので、そういう経験はしてたのですが。1話限りのキャラクターとかじゃないんですよ。ずっと出続けるキャラクターで、だからどっちが兼ね役でどっちが本役なのかっていうバランスもあったりとかして。特に、記憶に鮮明なのがその草尾さんと岸尾さんのお二人。だから1話の中に何キャラクターも出てきちゃったり。
草尾さん:そうですね、そんなこともありましたね。びっくりしました。敵だったり味方だったり。
櫻井さん:そうそう。
草尾さん:今回、蒼沼キリハ役なんですけれど、印象に残ってるその時計屋のおやじとか、最後の方出てきて正体がバグラモンが転生してたっていう最終回のオチでしたし。そんなことも含めて、キャスティングされる時に、なんか意味があるのかな?絡みがあるのかな?どうなんだろうと、櫻田さんに聞くんですけど、ニヤッと笑って終わり。
(会場笑)
草尾さん:関係ないんかい、みたいな(笑)。
司会:どういった意味の笑いだったんでしょう…?
草尾さん:最初 1回だけしか出ない予定のキャラがいっぱい出てきちゃったみたいなこともあって。結果たくさん被らせていただく形になったんですけど。すごく勉強させていただいたのと、今ちょっと名前出ましたけど、岸尾だいすけがもう好き勝手やるんで…。
櫻井さん:すごかったですよね、僕いつか怒られるんじゃないかと...。
草尾さん:某大先輩のモノマネみたいなキャラとか。これ、オンエア乗るんだと思ってびっくりしました。その岸尾が好き勝手やるので、僕も好き勝手やったらまずいじゃないですか。他の方がみんな本当顔真っ赤にして一生懸命やられてるのに、あ、ふざけてると思われたらいけないなと思って。
坂本さん:ふざける余裕があるだけすごいわよ、岸尾は。 絶対台本通りにやらないからね。
草尾さん:ええ、勉強させていただきました、本当に。
白石さん:みんな兼ね役やってたからね。
坂本さん:私も意外と実はやってて…というのも、アカリはヒロインだったんですけど…。
高山さん:だったんですけど?
白石さん:あ、そう!ヒロインだったんですけど、いなくなっちゃったりとかして…。だからその後デジモンとか色々兼ねさせてもらったりして、あの時はまだまだ大人の役とか全然できなかったんですけど、今ならもっと色々できたなとか、色んな経験になって、めちゃくちゃ楽しかったですし、岸尾さんとか、自由しててちょっと羨ましかったですよね。
草尾さん:いや、絡む方大変だったけどね。いない人のことを言ってあれですけど。
草尾さん:本当彼は本番でも変えてくるので。
高山さん:なんでここにいないんだよ、岸尾~(笑)。
草尾さん:絶えず緊張してないと、何言ってくるかわかんない。
高山さん:だね。でもさ、彼はそれができちゃってるんだよ。もう多分ずっと変わらずいくでしょう、あの人は(笑)。
司会:なるほど(笑)。
ファンからの質問コーナー
司会:モモレメメさんからのご質問です。「デジモンの技を叫んでいるのを羨ましいなとか、その技私もやってみたい、叫びたいなとなることはありましたか?」これは井上さんと沖さんにお願いします。
沖さん:超進化~とか!
井上さん:そうか、みんなが言ってるから。やりたいか~。なんか、皆さんが素晴らしすぎて、すごーい!ってただただ子供のように、はしゃいでましたね。
沖さん:でも機会があればデジモンもやってみたくないですか?
井上さん:あ、確かに我々はやってないか。
沖さん:やってない、デジモンも被ってない。
井上さん:そっか、なんか機会をください…!
司会:ちなみに、家でこっそり言ってみた、みたいなのはありますか?
井上さん:本域じゃないんですけど、他の方のセリフも一緒にこう家でリハチェックしたりとか読みながらやったりする時は、言ったりしますよね。でもやっぱりこうレジェンドたちが…。
司会さん:恐れ多いのですよね、たとえお家だとしても。というところはありますよね
井上さん:そうですね、恐れ多いんです。
司会:では続いてはカリーさんからのご質問です。「デジモンハンターたちの中で一番演じてみたいキャラは誰ですか?」これは坂本さん、白石さん、菊池さんにお答えいただければということです。いかがでしょう?
菊池さん:僕がね、さっき岸尾だいすけの話出ましたけど、ゼンジロウやってみたいなとは思っているんですよ。あそこまでできるかどうかは分かりません。あの人はアフレコ前にね、どうやって共演者を笑わせようかっていつも考えていたんだと思うので。それを考えるとね、そこまでのエネルギーが僕にはないかもしれないんだけど。
坂本さん:菊池さん、めちゃくちゃありそうですよ。
菊池さん:あ、そうですか。楽しいなあとは思いましたよ、ああいう役は。なんか持ってっちゃうもんね、全部ね。だから一番印象に残ったっていう人もいるんじゃないかぐらいの役だと思うし。もう本当に言ってみればね、岸尾だいすけになりたい(笑)。
(会場笑)
司会:新しい着地点でしたね。ありがとうございます。坂本さんいかがですか?
坂本さん:ええと、私はこの作品で言えばずっと叫んでばっかりだったので、声を大きく使わない、ひそひそ声で喋る役がやりたいなと思いました。
司会:なるほど。白石さんどうですか?
白石さん: 私はですね、とにかくタイキがかっこよくて、みなみさんみたいなかっこいい男の子、タイキを演じてみたいですね。
高山さん:タイキやってみるか。
白石さん:ええ!わーい!
(会場拍手)
白石さん:かっこいい、いやもう本当かっこよかったんですよ。だからもうそれにキュンとして。
司会:キュンキュンしてたのですね。
白石さん:そうなんです。
司会:サコチュウさんからのご質問です。「ほっとけない」精神の工藤タイキが大好きです!過去の作品にデジモン役で出演された皆さまに質問です!新たなデジモン役を演じる上で、気をつけた点があれば教えていただきたいです!高山さんは、主人公を演じる上で、気をつけた点があれば教えていただきたいです!」という質問です。
櫻井さん:元々テントモンという役で出てまして。テントモンって、関西弁のちょっと癖の強いキャラクターなんですけど、クロスウォーズのドルルモンは精悍なオオカミのようなキャラクターだったから、そこまで意識せず差を作れました。ところがドンドコモンっていう兼ね役が出てきて(笑)これがちょっと、気を抜くとテントモンぽくなっちゃいそうだったので、そこは被らないように注意しました。
司会:演じ分けっていうところは一番気を使うところですか?
櫻井さん:そうですね。まあ全然違うビジュアルのキャラクターですし、性格も中身も全然違うので、そこまで困ることはなかったんですけど、できるだけ色々なキャラクターをやりたいなと思っていたので、どれも大事にしていました。
司会:ありがとうございます。では渡辺さんに伺いたいのですが、いかがでしたか?
渡辺さん:そうですね。私、デジモンで可愛い役が多いんで。そういうところを気をつけてやっていましたが、ガムちゃんみたいにすっごくやんちゃで、ぶっ飛んでいく役か、結構頼りなかった役とかが多かったので。…え、これ何でしたっけ、やりたい役でしたっけ?
司会:ええとですね、新たなデジモン役を演じる上で気をつけた点、演じ分けというか…。
渡辺さん:え…みんなのアイドルになれるようにすごい可愛くやりました!
(歓声)
司会:高山みなみさんに主人公を演じる上で気をつけた点はどのようなものでしょう?
高山さん:主人公という意識がこの中ではなかったんですけど、あくまでもデジモンなので、自分の中での主人公はやっぱりシャウトモンだったんですよね。だからシャウトモンが立つようにじゃないですけど、シャウトモンを立てたいと思ってやってましたね。私は指揮をするだけなので、実際戦うのはシャウトモンだったり、バリスタモンだったりドルルモンだったので、そこはそういう意識でした。
司会:そういうマインドで臨まれてたということですね。ありがとうございます。
デジモンクロスウォーズ DIGIMON EXPO’25朗読劇
YouTubeデジモン公式チャンネルにて公開中!
告知コーナー
■配信情報
『デジモンクロスウォーズ』は現在、Amazon Prime Video内東映アニメチャンネル、DMM.TV、dアニメストア、U-NEXT アニメ放題にて配信中!
■新商品発売情報
『デジタルモンスターCOLOR デジモンクロスウォーズ 15th Edition クロスハートカラー/ブルーフレアカラー』、税込み各7,700円でプレミアムバンダイにて本日から好評予約受付中!
エンディング
司会:最後にご登壇の皆様から、今日最後までお付き合いくださった皆さんに一言ずつメッセージを頂戴したいと思います。ではまず、櫻井さんからお願いします。
櫻井さん:本日はお集まりいただきありがとうございました。クロスウォーズの何かの発表があるわけではなかったんですが、それでもこの作品でこのメンバーだからこそお話できたこともありますし、私しかわからないことで恐縮なんですけど、楽屋がめちゃくちゃ面白かったんですよ。
(会場笑)
櫻井さん:すごく楽しくて。で、またこのメンバーでぜひ集まれたらなと、そこの時には私もいたいなと思ったので、また何かある際はぜひ皆さん集まっていただけるとすごく嬉しいです。本日はどうもありがとうございました。
菊池さん:今日これ貸していただいた衣装なんですけれど、採寸というのがありまして、その時に「あれ?もしかしたらダメモンの着ぐるみを着ろということかな?」と思っていたら、ちゃんとした衣装で安心しました(笑)。うーん…まあ、やれと言われればやったかもしれません(笑)。皆さん今日楽しんでいただけましたでしょうか!?我々はね、すごく楽屋も含めて楽しめました!また、こういう機会がありましたら、ぜひとも皆さん足を運んでください。今日はどうもありがとうございました。
沖さん:皆さん今日は本当にありがとうございました。あれから15年も経ってるんだなと。生まれた子が高校生とかになる年齢じゃないですか。あ、皆さんも多分成長されたと思うんですけど(笑)私もまあ成長した部分はあったと信じながら…!でもやっぱこう集まると、二十歳そこそこの時に戻ってしまうみたいな、ちょっとむずがゆいような、そんな時間でした。本当皆さんがおっしゃってるように、せっかく15周年こういう機会がありましたので…20周年あったらいいなと心待ちにしております!ぜひ皆さん、「デジモンクロスウォーズ」めっちゃ面白いよって布教してくださいね、よろしくお願いします。今日はありがとうございました!
草尾さん:15年ぶりに今日新作の朗読劇もできて、当時の感覚を思い出して懐かしくって嬉しかったのとともに、今日こうやって会場に来てくださってる皆さんを見て、本当に皆さんの中にそれぞれの「デジモンクロスウォーズ」がちゃんと刺さってて、残ってて、まだこんなに愛してくださってるんだなっていうのが今日改めて分かりました。そしてまたそれが、このような作品に力を出し切れるように自分も頑張ろうって思えて、皆さんから本当にエネルギーいただきました。これからも応援してください。どうもありがとうございました。
白石さん:本当に15年ぶりにこのキャストで集まることができて、とっても嬉しかったですし、こんなにたくさんの皆さんが、見に来てくださって本当に嬉しかったです。久しぶりにアカリを演じることになって、ちょっとプレッシャーはあったんですけど、「アカリ…どこにいるかな?」って思ったんですけど、みなみさんが「涼子が演じればアカリだよ」って背中を押してくださったのが、またまた今日嬉しい思い出が一つ増えました。20周年と言わずね、毎年なんかね…!
高山さん:そうだね!毎年デジモン祭りやればいいのにね!
白石さん:ね!なんかまた楽しいことがあったらいいなって思います。本当に今日はありがとうございました。
渡辺さん:15年経ちましたけどもまぁ15年前もこんなもんで、それを皆さんがすごく笑ってくださって。そして和気あいあいとすごく楽しくご飯食べに行った思い出とか…。今こう皆さんに温かく「大丈夫だよ」って支えられたこと、そして皆さんと笑い合えたことですごく思い出しました。15年経っても変わらないですけどね。でもそれも良しということで!皆さまこれからもどうぞお付き合いください。よろしくお願いいたします。
井上さん:皆さん本日お越しいただきまして本当にありがとうございました。当時できなかったイベントをこうして、皆さまの前ですることができて本当に嬉しかったです。皆さまのデジモンへの愛、すごく感じました。映像が出ただけでこう涙ぐんで下さっている方がいらっしゃったり、笑ってくださる方々のお顔を見ることができたことが本当に幸せで。まあ15年もかかってしまいましたけれども、こうしてデジモンを愛する想いを伝えてくださってありがとうございます。デジモンという世界はまだまだ続いていますけれども、その一部になれたことが自分にとっても誇りですし、本当に素晴らしい経験でした。これからも「デジモンクロスウォーズ」とともに全てのデジモンの世界を愛していってください。本日は本当にありがとうございました。
坂本さん:デジモンのイベントは色々あるわけですけれども、クロスウォーズの「ク」の字も一切出てこないわけですよ(笑)。「ねぇどうなってんの?」「なんか私たちやりましたか?」って(笑)。ずーっと悶々としてたことを去年ぐらいから、ポロ…ポロ…とね、ちっちゃい声で囁き出したんですよね。そしたら「そうだよ、そうだよ」っていう声を時々いただくようになって。そして(関係者から)「なんかいい話があるらしいですよ」っていう日が、この15周年になったんですよね。ちょっとずつ、ちょっとずつ…皆さまのお声が届いていました。今日改めてこんなにたくさんの皆さんのお顔を拝見できて「あ、こんなに『デジモンクロスウォーズ』が好きな人がいっぱいいてくれたんだ」とこの目ではっきり見られたことが、この時間をみんなと一緒に共有できたことが本当に嬉しいです。どうもありがとうございました。また来週!!…ちがうか(笑)。
高山さん:皆さん本当に今日はどうもありがとうございました。15年の時をかけました、我々。…うん、時を駆ける少年たちだからね。はい(笑)。最後にですね、皆さんとせっかくなので「デジクロス」をしたいなと。コールアンドレスポンスしませんか?
(会場拍手)
高山さん:じゃあ「クロスハート!」って言ったら(壇上の)みんな「オー!」って返事をしてください。で、「会場のみんな!」って言ったら「オー!」って返事をしてください。で、「デジクロス!」って言ったらみんなが「デジクロス!」と全員で言いましょう。いいですか?覚えた~?できる~?
観客:できるー!
高山さん:できるよね?できますよね。それに来年に繋がるかもしれないぜ!
司会:そうですよ、全力でお願いしますね。
高山さん:よし、みんな、デジクロスだ!クロスハート!
壇上の皆さん:オー!
高山さん:会場のみんな!
観客:オー!
高山さん:デジクロス!!!
全員:デジクロス!!!
高山さん:どうもありがとうございました!